政権担当能力なし
先日のNHK日曜討論で、元財務相の与謝野馨氏が、「政権担当能力がないということだ」と言ったが、これが今民主党の評価として最も的確な言葉であるに違いない。
国民はかくも無能力にして、幼稚な集団を国の指導者として選んだということは、そのまま国民が幼稚で取り返しのつかぬミスを犯してしまったと言うほかない。この種のことになると、何故に日本人はこうも愚かであるのかと思うと、殆ど絶望的な気持ちに陥る。
いや、今後私はこの種の事には言葉を選ばず悪態をつくことに決めたのである。
無論自民党とて、同種の集団であることに違いはないが、彼らは同じくヤクザではあっても、少なくともまだ現実主義者であった。まるで小学生の学芸会を観ているような民主党の稚拙さに比べれば、まだしもましであった。
何の目算も青写真もないまま県外、国外と連呼していた普天間の移設問題を筆頭に、昨年あれほど大騒ぎして混乱をさせたガソリンの暫定税率廃止も無理、高速道路の無料化も無理、さらには単に莫大な利権市場を生み、企業や家庭に膨大な負担を強いるだけのCO2の25%削減を、これまた何の検証もなく国際社会に公言してしまった。
今では、地球温暖化という指摘すらが科学的根拠のないものだという主張がアメリカを中心にじわじわと広がり始めているという報道もあり、氷河が解けるの水位があがるのという警告が、データーの故意の歪曲によるものだという学者の告白まであるというではないか。
それはともかく、世界で一番の省エネ努力をした国として自他共に認める日本が90年を基準に、先頭を走ると宣言することの愚かさは、既に京都議定書で経験ずみのはずである。鳩山がぼんぼんよろしく、それを単なる善行として力んでいるのだとしたら、はや何をか言わんやである。
挙げ句、己が国の無辜の民を拉致し、ほとんど戦争を仕掛けたとも言うべき北朝鮮傘下の学校の授業料まで無償化すると聞いては、私は彼らを自国に対するテロ集団とさえ呼びたい。
国民も国民だが、出来もしない嘘八百を並べて票をかすめ取り、国防費を超える子供手当や農家の所得補償を叫ぶそのやり口は、まるで屋上から札束をばら撒くがごとき愚行であって、政策としてこれほどの下策はない。その証拠に、当の受ける方の主婦たちの70%がつまらぬと言ってるではないか。
鳩山は、就任直後、北方領土返還に半年で目処をつけると放言した。その時私はこの人は馬鹿なんだと思った。
単にじいさんがソ連との国交交渉に行ったことがあるというだけで、このぼんぼんでもない脳たりんは、これほどの無思慮をさらけ出す人間なのである。だから、母親に12億貰っても、知らなかったと言えば済むのだと、今日の日も思っているらしい。
自民も無能だから、それから先が攻めきれないのだ。そう、知らなかったというのを認めてやって、それから攻めが始まるはずなのに。
小沢が、新人議員は次の選挙に勝つことだけ考えれていればいいと言った。野党はこの発言を何故徹底的に攻めないのか。
無論議員の100%が選挙のことしか考えてはいないということは誰もが承知のことだ。国家とか国民のことを一つでも考えているらしいという議員がいたら教えてほしい。
ただその上で、全国民の前でそれを党運営の党是のように公言したら、これは議員辞職を迫る発言として責めるに十分な暴言である。それに前に書いた、天皇は俺たちの言う通りに動いていればそれでいいのだ、憲法にそう書いてあると言ったヤクザ発言を何故放置してるのか。恐らく、誰もこれが格好の攻撃材料になることに気づいていないのだろう。
議員に本来新人はいない。
40年のベテラン議員と昨日当選した議員は、等価だ。
我々は、選挙活動をやらせるために、一人年間トータル一億とも言われる税金をつぎ込んでいるのか。議員は当選前から何年にもわたってよりましな政策の研究に励んで来たはずである。
いやそれが建前だと言っているのである。こういう時喧嘩は建前でやるものだ。

