OP25B (Outbound Port25 Blocking) に悪戦苦闘・・・とりあえず解決?

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先日のエントリーで、

Project MultiBurst:(qmail) 自宅サーバーのメール送信(SMTP)のみ不能に。。。。だれか助けて〜〜(ToT)

というのを書きましたが、ようやく原因が分かりました。

なぜ急に、自宅サーバーからメールが送信できなくなったのか。


うわんさんよりコメントをいただき、分かった次第です(^^;)


原因?は、

OP25B (Outbound Port25 Blocking)

という、さまざまなプロバイダが導入している「迷惑メール・スパム対策」です。

以下のページがわかりやすくてよいです。


要は、自分が接続しているISP(プロバイダ)の回線網の中では、プロバイダが提供しているSMTPサーバ以外のSMTPは許可しない、というものです。

うちの自宅サーバーは、ODNの公衆回線網を利用しているわけですが、もれなく「ODN」も「OP25B」を開始するとのことでした。

ODNの告知ページ
 Outbound Port25 Blocking(OP25B)について

なんのメールもこなかったんだけどな~~

で、2006年10月から規制開始、とあるわけですが、なぜ先週頭あたりに急に送信できなくなったのか、と疑問に思い、サポートに電話したら、

「2006年10月から順次開始しており、地域によって開始時期が異なります。」

とのこと。。。


連絡ぐらいくれよ。。。

で、うちの自宅サーバーでもその影響をもろに受けたわけで、MTAとして使用してる「qmail」送信キューにどんどんメールが溜まっていってしまっていた、という。。。


で、具体的な解決方法ですが、


いろいろ検索してみるのですが、これ!といったものが見つかりません。

やはりプロバイダであるODNのSMTPを使わないとダメなのか??

しかし、上記のOP25Bという制約の代わりといっては何ですが、サブミッションポートというのが用意されています。

これは、SMTPサーバーに対して、ポート587で送信する、というものですが、ただ送信ポートを変更すればいいというものでもなく、ODNの場合、587ポートにアクセスするには、「SMTP-AUTH」という認証プロセスが必要だということです。


しかし、もろもろの条件を考えて、SMTP送信をすべて587ポートにするのは賢明ではない、と判断しました。(CGIからのメール送信などもその影響を受けてしまいかねません。)


ま、結局は、ODNのSMTPサーバーを使う、という結論に達してしまいました。。。


自分の公衆回線網のISPのSMTPサーバーであれば、通常のSMTPポートである「25」番ポートで送信できます。

ということで、自宅サーバーの「qmail」に送信された、Remote送信キューは「ODNのSMTPサーバー」に任せることにしました。


設定は簡単です。

通常インストールのディレクトリ構成として説明しますが、以下のディレクトリに「smtproutes」というファイルを作成するだけです。


# vi /var/qmail/control/smtproutes

:(プロバイダのSMTPサーバIPアドレス)


とすれば、Remote送信はすべてプロバイダのSMTPサーバへ転送されます


これで解決と言っていいのだろうか??




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