無心になって何かに打ち込めるっていいですね

  • 投稿日:
  • by

 昨日、会社の後輩は演劇をやるというので、その舞台を夫婦で見に行きました。後輩といっても、嫁の前職場の後輩ということになりますが、、、

ちなみに見に行ったのはこれ

広島演劇協会 えんげき祭2006『ハムレット』

 わたくし、実は「演劇」というものを今まで見たことがありません。ましてや、「ハムレット」というのは名前ぐらいは知っているものの、どんなストーリーなのかも知りません。。。(^^;)
 ま、なにも前知識なしで行ってみて、どのような感覚を受けるのか?というのも悪くないかな?と思って見に行きました。

 舞台を見て。

 舞台上にいる人たちの輝いている目が、すごくまぶしかったです。

 いいですね。ほんと、ものすごく輝いていました。みんなが一丸となって、無心になって打ち込めるというのはすばらしいことだなと思いました。一つの目標に向かってひたむきになる。時にはストイックに、ときには連係プレーで。
 まぁ、舞台そのものの感想は、本人に伝えることにします(^^;)。いちを私もものを造るという職場にいますので、何かを造るということに対する想いや感情、解釈、伝え方などは、ちょっとはわかるつもりでいます。

 私はこの舞台を見て、みんなの覇気が伝わって来たし、これまでどんな努力や苦悩があったのかも伝わって来たように思います。

 そう思う反面、「うらやましいな」という気持ちがこみ上げてきました。

 私は大学時代に、サークルとしてオーケストラに所属していました。そのなかでも、いちを金管楽器のセクションリーダーとして、2年間、無心になって打ち込み、目標に向かって努力、苦悩を繰り返し、定期演奏会という大きな目標を成し遂げたときの充実感、高揚感は今まで生きて来て味わったことのない感動でした。今まで、これほどまでに一つのことに打ち込んだことはありませんでした。スコアをすり減るほど読み、ベートーベンという作曲者について考え、想い、解釈する。
 そんなある意味充実していた日々は、今までにそれ一回だけでしょう。これからもそんなことがあるのかどうか全くわかりません。

 だから、目の前でそんな姿を目の当たりにして、とてもうらやましく、また自分もあのような高ぶる想いを感じる経験が今後あるのだろうか、と感じていました。

 「オーケストラ、やればいいじゃん」と言われてしまいそうですね。そうなんです。やらなければなにも始まらない。そうなんです。
 けど、今はどうしてもパニック障害という病気が壁として立ちはだかっているのです。オーケストラにしても吹奏楽にしても、ステージに立つ訳です。それが怖いのです。実際それをやってみて、発作もおこらずにやり遂げることができるかもしれません。しかし、今はまだ怖いんです。
 今の自分には、未来に対して少なからず可能性という選択肢が少なくなってしまっているのです。

 舞台で輝くほどのまなざしで演じきった演者のみなさま。

 とても輝いていました。

 自分の可能性を大事に、そしてより大きく羽ばたけますように。