「いま、会いにゆきます」に想う

  • 投稿日:
  • by

今日、DVDの「いま、会いにゆきます」を観た。

映画を見ていなかったので、DVD発売と同時に買ったのだが、今まで観ていなかったのだ。

ということで、今日、嫁と一緒に観た。


私は自他ともに認める?「竹内結子ファン」であるが、
それはそれとして、
この映画が、とてもストレートに私のココロに伝わってきたのだ。

ここからは、映画を見てない人にとってはネタバレなので、見ないでくださいね(笑)

 私はこの映画は、亡くなった妻がある期間だけよみがえって?きて、「その時間をいかに貴重に過ごすか」、ということがテーマなのだと思っていた。
 しかし、そのことも重要ではあると思うが、最後まで見終わって、それは単なる「伏線」に過ぎなかったと言うことに気が付いた。

 私はこの映画のテーマはこのように解釈した。

 相手の未来に対する不確かな要素や、周りの環境などを含め、どれだけのマイナス面が待ちかまえていようとも、それを受け入れ、容認し、それが自分の進むべき路だと悟ることこそ、「本当の優しさ」から生まれてくるものではないか、と。

 私はこの映画が、自分のこととダブってしまってしょうがなかった。
 
 それは4年前、「パニック障害」という病気になった。この病気はいわゆる精神病である。未だに完治していない。
 この映画の登場人物、「巧」も同様に何かしらの脳の障害になっている。映画では病名までは明言していなかったが、脳内の伝達物質の挙動がおかしくなり、発作のようなものを起こす、というものである。
 私の病気、「パニック障害」も同様に、脳内の伝達物質である「セロトニン」が過剰分泌され、それが原因でパニック発作を起こしてしまうと言うものである。

 映画の中で「巧」は、「自分の未来は失われた」と言っていたが、まさに私もその状態であった。パニック発作を恐れ、それが予期不安に変わり、世の中のほとんどのことが出来なくなってしまった。今ではだいぶ回復はしているが、まだまだ世の中には「自分はこれは一生できないんだろうな」と思う事柄がたくさんある。発病してから半年くらいは、まさに「自分の未来は失われた」と感じていた。

 病気がある程度回復し、職場復帰することになってからも同様であった。職場の中の仕事は今でも半分以上出来ないに等しい。

 そんなとき、私は今の嫁と出会った。

 しかし、私には「パニック障害」を患っているという負い目があった。
 それを職場などで隠しているわけでもないが、言うつもりもなかった。
 
 彼女と初めてデートした日に、私はなぜか自分がパニック障害であること、自分の未来の可能性について、など全部話していることに気が付いた。そして、それを真剣に受け止めてくれている彼女がいた。その受け止め方が、今まで少人数ではあるが自分の病気のことなどを話した時のリアクションとは明らかに違っていた。

 私は彼女と話していると、自分の未来が開けていくという感覚、また、自分が変われるという感覚をよく憶えた。現に私は結婚してからも、刻一刻と自分が変わってきている実感がある。


 その初デートから、1年も経たないうちに、結婚し、今に至っている。



 
 彼女はこの病気について、真剣に理解しようとしてくれた。そして、私がこんな病気であるにもかかわらず、彼女は私と結婚し、一緒に路を歩んでいくことを選択してくれた。普通の、五体満足の人間でもない、未来はどうなってしまうのか未知数だらけの僕と一緒になってくれると言ってくれた。

 

 私はこの映画が、自分のこととダブってしまってしょうがなかった。


 私は妻のその優しさを、大事にしたいと思った。

 そして、その「本当の優しさ」には、「本当の優しさ」で応えることが、幸せへの第一歩であると感じた。


 この映画そのものの評論はまた別の機会に書くことにします。。。







それと。。。。




そろそろ梅雨が終わりますが。。。
消えちゃったりしないですよね?(^^;)>嫁








いま、会いにゆきます スタンダード・エディション
東宝 (2005/06/24)
売り上げランキング: 221
おすすめ度の平均: 4.51
5 号泣。
5 存在に感謝したくなる映画
5 永遠の愛、不朽の愛
いま、会いにゆきます
市川 拓司
小学館 (2003/03)
売り上げランキング: 734
おすすめ度の平均: 4.04
5 愛する。ということ。
3 サラリとしたファンタジー
5 大事な事を気づかせてくれました。