第2章:「発車」



銀河鉄道999をマジで作ろう

このカテゴリーでは、永遠の名作「銀河鉄道999」に出てくる宇宙を旅する機関車999号をまじで作るには、現実的にどのような障害があるかを検討し、実際に作ることがどの程度可能であるかを検証していきます。ゆっくりと(笑)、更新、追加してゆくつもりですので、暇な人は見に来てくださいね。(注、このサイトに出てくる人物名、乗り物名、その他固有名詞などは、あくまでも空想上の物語、銀河鉄道999を建造したいという趣旨の元、都合上登場するものです。名指しでその方がたなどを中傷、批判などをしているのではありません。あしからず)。


第2章:「発車」

 さて、メーテル・鉄郎と共に、発車しましょう。
 車両は蒸気機関車の形で、線路上を走る999。TV版のオープニングであのタイトル音楽が始まるまでの演出は、今見ても背筋がビビビッッとくるくらい感動ものです、はい。
 さ、ノスタルジックに浸るのはこれくらいにして、本題に入ります。TV版、劇場版などを見る限り、走行速度的にSLとさほど変わらないと思いますので、ここまでは、なんの問題もないと思います。ですが、問題はすぐやってきます。ご存じの通り、あの空(宇宙)に向かって線路が上にのびていることです。あれが999の醍醐味です!。あれは避けては通れません。あれがホバーみたいに999号がスーッっと線路から真上に持ち上がって、発車、、なんってものだったら、魅力が半減以下になっていたことでしょう。(「終わりなき夏の物語」「次元航海惑星」という回で、浮き上がって発車してますが。。。。)

 あの上にのびている線路は、地表が角度0だと仮定すると、何度くらいあるのでしょう。。ちょっと後日分度器で測ってみます。そして、あの線路が先端でくるっと丸まっていますが、あの最上段は地表から何mに位置するのでしょうか。つまり、ジェットコースターの要領で考えてみます。ここでは車両の空気抵抗、線路と車輪の摩擦抵抗などの条件を無視します。「水平な線路の時にある程度の早さを有し、最上段で速度0になる」、と仮定しても、16両編成の999号をあの高さまで上げるとなると、水平な線路の時に相当な速度エネルギーが必要になります。後述しますが、999号は、最上段からさらにその角度のまま、空中を飛んでゆく?わけです。。。これは想像を絶します。少なくとも、今の新幹線の最新型よりも動力機関は高出力でなければならないはずです。また、線路から離脱するし、パンタグラフなんてものもついてませんから、外部電源で駆動する動力源ではない、ということになります。どのくらいのものが妥当なのでしょうか。原潜級のエンジンをつまなければいけないでしょうか。。。
 さて、無事、線路から離脱できたとしましょう。
 またまた、難関です。はじめの方でも述べましたが、999号は銀河を旅します。ということは、宇宙に出る、ということです。このページの趣旨である現在の科学水準で何とかならないかと言うことなので、999号に「重力制御装置」とか「対消滅エンジン」「縮退炉」などがついているとかいうSF的解釈はやめましょう
 宇宙に出て宇宙空間を走るということですから、999号は最低でも「第1宇宙速度」以上の速度で線路から離脱しなければなりません第1宇宙速度は、ものが地上すれすれを永遠に回り続けられる速度を言います。要は衛星になるための速度です。宇宙空間にでるのですから、第1宇宙速度以上、というわけです。ちなみに第1宇宙速度は秒速7.9kmです。。。。さらに!999は地球を離れ、アンドロメダを目指すのですから、太陽系を離脱します。そのために必要な速度は第3宇宙速度です。これは秒速16.7km。。。。す、すごすぎる、999。。結局、これだけの速度を出さなければならないため、線路が斜めになってようがどうなってようが関係ないってことになっちゃいました(笑)
 それではどうやって発車の時のノスタルジーを保ちつつ第3宇宙速度を実現するか。。。かなり難しいですね(^^;)
 まず、空母などに戦闘機などが着艦する時を思い浮かべてください。あの短い甲板の上で着陸するのですが、戦闘機はワイヤーみたいなのを機体の後ろ側に引っかけて止まります。あの要領を使わせてもらいましょう。使うと行っても、着艦の時の逆の要領です。 999は普通にSLっぽくホームを発進します。そしてあの斜めになった線路の100mくらいまえでいいでしょうか?地中の中第3宇宙速度まで加速できるロケットを用意します。そして、999がその頭上を通過した瞬間にそのロケットに引っかけます。そしてロケットもろとも第3宇宙速度まで加速します。そして斜めになる直前でひっかかりをはずし、そのまま斜めになった傾斜を使って上空へ打ち放つ、という具合です。。。いかがでしょう?(笑)


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