2008年2月23日

エゴグラム


 昨日会社でとある講話会がありまして、そこで「エゴグラム」というものを診断しました。

『エゴグラム』はアメリカの心理学者J.M.デュセイが開発した性格分析法で、今では世界中で広範囲な分野に用いられ高い評価を得ています。
 『エゴグラム』は人の心を5つの領域に分類してグラフにしたものです。『エゴグラム』はどの型が優れているとか逆に悪いとかいうものではありませんが、多くのエゴグラムを解析した結果、ある種の共通した性格や生き方が見られることもわかっています。
 
ということらしい。

 「エゴグラム」についてちょっとまとめてみた。

 ネット上でもオンラインでエゴグラムを調べるサイトもある。

 「エゴグラム」は、50の質問に対し、それに答えるだけで243パターンもの性格が判別されるという。
 


 エゴグラムのベースとなる考えによると、人の心には3つの領域があると考えられており、1つは親の心の「P (Parent)」、1つは大人の心の「A (Adult)」、1つは子供の心の「C (Child)」です。親の心「P」は父親の心「CP」と母親の心「NP」に分かれます。子供の心「C」は自由な子供の心「FC」と順応する子供の心「AC」分かれます。


エゴグラムの分類
 ということで、人の心はCP、NP、A、FC、ACの5つの領域に分けることができます。
 個人個人の性格や年齢、生活環境によってそれぞれの領域の優位や不足があり、そのバランスをグラフ化したものがエゴグラフなのです。



 それぞれの領域の内容を表したのが下の図です。

エゴグラムの図

 では、それぞれの心について解説を。

  • CP
    • 信念に従って行動する厳しい父親のような親の心です。自分の価値観や考え方を優先して理想を求めます。CPが強すぎると尊大で批判的になりがちです。
  • NP
    • 思いやりを持って世話をするやさしい母親のような親の心です。親身になって人の面倒を見る優しさが特色です。NPが強すぎるとおせっかいになります。
  • A
    • 事実に基づいて物事を判断しようとする合理的な大人の心です。データを集めて理論的に処理していきます。Aが強すぎると打算的で冷たい人間に見られます。
  • FC
    • 自分の欲求のままに振る舞い自然の感情を表す自由な子供の心です。明るく無邪気で行動的です。FCが強すぎるとわがままで他人への配慮に欠けてきます。
  • AC
    • 自分の本当の気持ちを抑えて相手の期待に応えようとする順応した子供の心です。ACが強すぎるとイヤなことをイヤと言えずストレスをため込むことになります。

と、それぞれこのような心を意味しています。

 それでは特徴的なエゴグラムを紹介します。

  • 1
NPをピークとしたゆるやかな山型
NPをピークとしたゆるやかな山型です。NPが高いのであたたかみがあり対人関係がうまくいきやすく、FCもある程度高いので自分を適切に表現することができます。またACがFCに比べて低いのでそれほど自分を押さえつけることもありません。人間関係がうまくいきやすいタイプです。

  • 2
g_ego02.gif

CPとFCが高くNPとACが低い逆N型です。CPが高いので他人に批判的になりやすく、FCも高いため自分を表現することは得意です。一方NPが低いため温かみにかけるところがあり、ACも低いので自分をあまり抑えません。自身を持って生きていますが、ともすると周りとの間に摩擦が生じやすいタイプです。

  • 3
g_ego03.gif

NPとACが高くCPとFCが低いN型です。NPが高いので人には親切で思いやりがあり、ACが高いので自分を必要以上に抑えてしまいます。一方FCが低いため本当の自分を出せません。自分を抑えて人のためにつくし、相手から認めてもらって初めて心が安定します。しかしやりたいことがやれず、言いたいことも言えない傾向があるためストレスがたまりやすいタイプです。

  • 4
g_ego04.gif

NPを底としてACに上がっていく谷型です。NPが低いので人の世話をしたり積極的に人とふれあいを持とうとする気持ちが弱く、ACが高いため自分のやりたいことも周りを気にして抑えてしまいます。何をしてもだめと感じやすく悲観的なタイプです。

 という風に、特徴的なものが挙げられます。

 ちなみにエゴグラムのグラフの一番上を100%とすると、5つの心それぞれ、25%~75%に入っていれば「普通」ということらしいです。75%以上だとその心が突出している、25%以下だと欠落している、ということらしいです。

 で、一回この診断をやったからといってそれで終わりやそれがあなたの人生すべてというわけではなく、自分の心を知って変えることもできるわけです。いわゆるMindHackですね。

 それぞれの心をのばすにはどうしたらいいかというのもあります。

  • CPの上げ方
    • CPの低い人は自分を主張することができずつい相手に譲ってしまう傾向があります。厳しいことを言わず人には寛大なところが多く、相手に合わせて行動するので波風は立ちません。CPが低い人は親になったり人を管理する立場になったとき、指導力のなさを感じる事があります。CPが上がると自分の価値観に基づいた自分なりの生き方ができるようになりますが、CPを上げても健康面ではあまり役に立たないことが多いです。
      • 軽はずみな冗談はなるべく慎み、できるだけ無駄口をきかない努力をします。いったん口にしたらその意見を簡単に引っ込めないようにしてください。
      • 時間やお金に厳格になってください。約束の時間は守り、相手がそれを破ったらきちんと理由を聞くようにしてください。
      • 生活の時間割をたてて、可能な限りそれを守るようにしてください。
  • NPの上げ方
    • NPの低い人は人の世話をしたり人をほめることがほとんどありません。周りの人からは冷たい人と思われやすく、親しく付き合える人の数も少なくなります。しかしこちらから相手に親切に働きかけるとNPが高くなり、持ちつ持たれつの人間関係に発展していくようになります。
      • ご主人やお子さん、恋人などのためにおいしい料理を作ってみてください。料理学校に行くのも役立ちます。
      • 小動物や草花などを心を込めて育ててみてください。
      • 他人へのサービスと親切を心がけてください。人の失敗や欠点を責めず、よいところをほめてあげましょう。
      • 自分からすすんで挨拶をしてください。小さな贈り物をしたり、優しい言葉をかけるようにしてください。
  • Aの上げ方
    • Aが低い人は計画を立て、冷静にかつ合理的に行動していくことが苦手です。その時の気分や思いつきで行動しやすく、仕事面でも緻密さに欠けます。気楽に生きていくよい面はありますが、人からの信頼が今一つ足りないのです。現代を生き抜いていくためには、ある程度のAの高さが必要です。
      • ニュースや科学番組などをつとめて見るようにしてください。新聞の社説を読んで考えることや推理小説を読むことも役に立ちます。
      • 家計簿や日記をきちっとつけてみましょう。手紙を書くこともよいでしょう。
      • 囲碁や将棋などの論理的なゲームやパソコンを覚えることも役に立ちます。 
  • FCの上げ方
    • FCが低い人はいきいきとした自然の感情をうまく表すことができません。バイタリティーに欠けているため面白みのない人間になりがちです。人同関係が形式的になりやすく、心の交流ができにくくなります。無邪気だった子供の頃を思い出して自然な楽しい心を強めるとFCも高くなっていきます。
      • マンガやユーモア小説を読んだり、バラエティー番組を見るようにして、1日1回は笑うようにしてください。
      • 自分の好きなスポーツや芸術(絵、音楽、俳句など)を楽しんでください。
      • おいしい、うれしいなどの感嘆詞を積極的に使うようにして下さい。
      • 人の顔を見てどんな動物に似ているか想像したり、楽しい空想をときどき楽しんだりしてください。 
  • ACの上げ方
    • ACの低い人はがんこで周りに合わせようとしません。自分中心になりやすく、他人への配慮に欠けるため人とよく衝突を起こします。自分を主張することもよいですが、相手のことも考える必要があります。相手に対するちょっとした配慮を心がけることで今までより人間関係がスムーズになり、あなたの望むことが実現されやすくなります。
      • できるだけ相手の話をよく聞いて、その間は相づちを打つようにして、自分の意見は後にするようにして下さい。
      • テレビや映画を見ながら、主人公に合わせて喜び、悲しみ、怒りなどを同じように表現してみてください。
      • 何かをするとき相手に気遣って行動し、相手の顔色を確かめたり、相手の気分を害さないように心がけてください。 

といった感じで、一見「それは無理だ」ということも多々あります。がしかし、それがMindHackなのです。


 ちなみに私の場合、Aだけが突出していました。。。確かにその通りかなと思いました(^^;)


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